歩いて惨劇4、下りからいよいよ。。。2009年07月29日 01時42分24秒

誘う看板。

やはり下りも気をつけねば。

歩き出してしばらく、いきなりコケる。いかんいかん、やはり足に来ている。もう少し足に力を入れて歩かねば。でも下りは早いもので、あっという間に7合目付近の休憩所に。とりあえずこのまま清滝方面へ流れて帰るのは同じ道なので面白くない。右に曲がって柚子の里・水尾方面へと歩を進め、保津峡からJRで帰路に着く事にした。

しかし、この下り坂が難関なのだった。なんせ石ころが多い。で、石ころごと足下をすくわれそうだ(イヤ、実際すくわれてしまう)。ふと横を見ると、何層にも重なってミルフィーユのよう、脆そうな岩盤だ。所々にネットが張り巡らされ、まるで落ち葉の如く平らな石ころが道を敷き詰めている。で、結局、40分ばかりかかって、この難関を下る事ができた。この間に出会ったのは一組だけ、みんな清滝の方に行くのであろう。

水尾、山の斜面に形成された小さな集落である。丁寧な道案内もないのであるが、外には人も歩いていない。ナンとか近所のおっちゃんを見かける事ができたので、保津峡方面へのルートを尋ねる。学校(公園?)を抜けて平地まで出ろ、という事なので、とりあえず少し下ってみた。
しかし、そこでとある看板を発見してしまった...『山道』『米買い道』落合や保津峡方面へと続くらしい。時間は15:30くらい。少ぉし悩んでから、行ってみる事にしたのだった...

民家の脇をぐるっとまわってから続く山道、道も遊歩道のようになっており、先ほどの石ころではなくてしっかりした土で歩きやすい。そこらじゅうに木々が横たわっており、林業関係の道だとわかる。小川にはちゃんと橋がかかっているが、時折大木(倒木?)が横たわっている。行き交う人は皆無で、時折カサカサという葉の擦れ合う音にビビる。さらに、いけどもいけども看板もナシ、「道はしっかりしているが、ココはあまり人の寄りつかないところでは?30分ほど歩いて看板も無かったら引き返そう」と思ったところへ、ちゃんとした『大岩』の看板が...うら寂しい道を仕方なく歩き続けた。

が、なかなかたどり着かない。ようやく中間点へとたどり着いたと思ったのだが、山道に入ってからまだ30分しか経っていない。疲れかうらなのか、寂しさからなのか、時間の経つのがやけに遅いのだ。しかしここからようやく下りだ。意気揚々と進むのであったが...