十三詣り ― 2009年04月11日 23時55分49秒

十三詣り、今日もひっさ系の話だ。クソッ...
京都では平安京の頃、13歳になると大人としての十三詣りが行われていたらしい、今日の成人式の如く。また、人生初の厄年ということで、厄払いの意味もあり、ソレが今日も続けられているとのこと。
たぶん京都近辺にしかない風習だろう。(ワタクシ、十三詣りという言葉自身が初耳であった。)
神社やお寺、開けたところではたいがい行われているようだが、ソノ道で有名らしい嵐山の法輪寺へと赴いた。久々の阪急嵐山線ではこの時期は各駅で桜の開花が目白押し、停車する度に咲き乱れる桜に目を奪われる。
しかし反面、人の多い事多い事、松尾寺や嵐山への観光客が大半を占めるようだ。我々が帰る頃、ちょうど昼前には、嵐山駅で観光客が大挙して電車から降りてくる。終わってから嵐山でも散策...と考えていた計画は、これらの様子とひっさの中途半端な遊び約束でかき消されたのは言うまでもない。やはりええとこは朝早く着いて昼頃に帰宅するのがイチバンだ。
さて、桂駅から徒歩2,3分で法輪寺に到着。石段を上って、本堂横で受付を済ます。ナンでも参拝の最初に半紙に自分が大切にしている漢字一文字を毛筆でしたためる、らしいが、半紙ではなく申し込み書のようなモノに。ひっさも何て書いてたかな???『人』みたいな感じだったと思うが...まぁええか。ちょっと聞こえてくる話には、高槻からわざわざ来ている人もいるようだ、ビミョーに近いから”わざわざ”という程でもないが。
待ち時間に、そこら辺を撮影。桜もそんなに多くあるワケでもないが、展望台が気持ちいい。嵐山周辺を一望できるのダ。
さぁ、十数人団体で、お経をいただく。最後にお経のリズムに乗せてそれぞれの住所と氏名を読み上げるのだが、コレは妙な感じで少し笑えた。10分から15分程度だっただろうか。
結局、到着から40分間で全て終了。仕上げは、寺入り口の渡月橋がわりの短い橋を渡って、全て完了。「渡月橋を渡りきるまでに振り向いたら、もらった知恵を返してしまうから振り向かないように」との事、渡月橋も直ぐ近くなのだが車で来る参拝客のため、身代わりが設えてあるのだろう。
どっと湧いてくる観光客を後目に、そそくさと帰路に着くのであった...何だか中途半端に終わってしまった感じを残して...
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