ブラビア購入、机上調査編 ― 2009年08月10日 01時57分55秒

さて、液晶テレビである。
やはり電源投入する度に音声しか出ない。暫くつけておいて、電源切り入りすると、画面も表示する場合がある。致命的だ。同じような症状で無償修理してもらったという例があるが、それらと全く同じ症状ではない。加えて8年間使用で、地デジ化リミットがあと2年と迫っている。
ココは苦渋の決断で、新機種を購入する事にした。
現在のテレビ、KV-32DX750[SONY]。もちろんCRTだ。ハイビジョン放送という言葉が出回りだした頃、ハイビジョン完全対応のテレビはかなり高額で、ハイビジョン放送自体も衛星放送くらいしか無い。さらに、32/40型への大画面化において多くの標準テレビは、画面は大きくなるが解像ピッチも大きくなるため、近くで見ると粗い映像となる事が、家電量販店の展示機でも十分に確認できたモノだ。
そこで、(かなり高額な)ハイビジョン未満の廉価版として、この機種のシリーズが結構売れた事を記憶している。一般庶民のちょっとした贅沢なのダ。画面の解像ピッチを狭くしてより多くの情報量を表示できるようにし、DRC技術によって画面に合わせてより多くの情報量を作り出し、結果、標準映像でも擬似的にHDに近いきめ細かな映像を表示する、という、コストパフォーマンスの優れたヤツだ。
最近流行の『超解像』の先駆者であろう。
あと、ダブルチューナも見逃せない。常にリモコンを持ってあっちこっちを落ち着きなく操作する相方のために(ソレにいらつくワタクシのために)、2画面ダブルチューナという機能も助かるのだ。
まぁ一般のテレビに比べると高額なので、日立製のモノとどちらを購入するか悩んでいたのだが、最終的には当時4歳のひっさの見た目選定で背中を押された感じだ。
...とゆー事で、だいたいはSONYに決まってはいた。が、
■ そうすると液晶しかないSONYにはプラズマの選択肢はない。→特にプラズマに拘るわけではないのでかまわない。
■ サイズも32/40/46型と限定され37/42型がない。→まぁそんなに細かに決める必要もない。
■ 液晶ユニットもSONY製は存在しない→最近は韓国産も(の方が?)優秀らしい、画質もデジカメと同様で画像処理エンジンで大きく変わるらしい。
■ 他のメーカがそうしているような、内蔵のHDDレコーダやBDプレーヤも存在しない。→オキラクリモコンもあるし地デジなら専用外付けHDDレコーダもある。
■ PanaはCRTの見づらい印象が深いので、パス。
■ 東芝のレグザは気になる。
とりあえずサイズは40/46のどちらか。各社のHPにサイズの基準が載っているのであるが、現状32型プラスαであれば40型、大画面に感動したければ46型のようだ。ここは価格との勝負にもなってくる。
次に機種、SONYでいくと庶民にも手が届きそうなのは、V5(安価で低消費電力)/F5(4倍速液晶)/W5(4倍速液晶とダブルチューナ)/X1(DRC内蔵で高画質ダブルチューナ)。ダブルチューナはW5/X1だけなので、この2つに絞る。シリーズ的には
W < X といった立場だが、世代は W5 > X1
のようだ。間もなく X5 が発表されるであろう、W5
と X1 の価格差は極少ない。つまり高級な X
シリーズが安く購入できるのはこの機種末期のみである。
そして DRC 。W5 はブラビアエンジン3だが、X1 は2プロ。世代は
W5 の方が最新だが、DRC
は2プロにしか搭載されていない。SD
映像を観るには経験上やはり DRC
を信頼してしまう。また、2プロはさすがに『プロ』というだけあって
DRC
以外にも色調などをつかさどる様々な高機能が詰め込まれているようだ。
東芝も超解像の機種はあるが、HDMI接続でないと機能しないようだ、この時点であまり興味は無くなった。さらに××リンクで
HDD
レコーダとの連携をカンタンにしたかったので、テレビと同じメーカである事が必須であり、現時点で
BD
レコーダを持たない東芝はちょっと避けたいところだ。
あとは実際の価格やなぁ...
で、とにかく大モノなので家電量販店で購入する事は決めている。しかし、X1 をwebでは扱っている店舗が少ない。ヨドバシかビックカメラ、とりあえず便利な京都駅前にあるビックカメラに向かったのであった...
おお、前置きだけで長くなってしまった...
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