進化する照明2010年04月29日 23時52分32秒

ちょっと遅いが、御所の桜。

LED懐中電灯。

「眩しい割に明るくない」と言われたのは数年前のこと。今や、60W級の家庭用電球にとってかわるくらいの勢いで明るくなってきているLEDライトである。家庭用としては、『一方向しか照らせないのでダウンライト系にしか使えない』『発熱が大きくてヒートシンクがくっついた無粋な形状になる』『高額である』『やはりちょっと暗い』など、現段階ではもうひとつ実用的ではないのだが、ソレも時間の問題であろう。
しかし、製造コストや製造にかかる部材や加工などを考えると、決してエコな逸品ではない気がする。発光効率も15%程度、蛍光管の10%程度を考えれば大きな差はない、まだまだ蛍光管タイプの方が主役なのだ(最近は頻繁に点滅させても長持ちする蛍光管もあるし)

さてそんな家庭用LED照明は放っておいて、こちらは懐中電灯である。やはり数年前に購入したヘッドランプや自転車用ライトはLEDタイプ、であり、やはりもひとつ明るくはない。
しかし、最近はグッと明るさも増してきて、小型の電池でもOKなので、小さい鏡筒の割に大きな明るさを得られるらしい。レンズにも工夫があり、小型のモノで明るさ100~200ルーメン、大型のモノで500ルーメンを謳う製品が多いらしい。

まぁ色んなモノが販売されているようでよくわからないので、今回はamazonで売れ筋のモノをチョイス。売れ筋はだいたい2つのブランドで、いずれもサンジェルマンが扱う?GENTOS ブランドと LED LENSER ブランド。前者は一般的なモノで、後者はレンズのフォーカスなどに工夫を凝らしたり防滴仕様にしたモノが多い。価格は2倍もかわらないので、どうせならと、後者 LED LENSER ブランドのの P7 を選定した。

明るさは最大200ルーメン(これはターボモードだと思うのでパワーモードではもう少し低いカモ)で3時間、単四電池4本使用、フォーカス機能付き、鏡筒は単四4本をたばねた太さ+αで小型軽量、だ。
単四電池というのが気になるが、このブランドには単三使用のモノは極少ない。単四か単一かリチウム電池なのである。まぁeneloopを使う気満々で他にも単四を必要とする機材もあるので、ヨシとしよう。
単三の電力蓄積量は単四の3倍もあるのだが、非常用の懐中電灯ではないので3時間(徐々に暗くなっていくのだろうが)ももてば十分だ。暗いモードでは50時間くらい使えるらしい。かりに、明るいモードで長時間点灯するとかなり熱をもってしまうのカナ???

試用してみると、やはり明るい! 我が家のデカい充電式(デカいくせに30分しかもたない)程ではないが、同じくデカい単一4本使用のモノと比べても、かなりの明るさを得ることができる。そして、ひっさの自転車用LEDライトEL520よりも確実に明るいのダ。まぁこちらは何十時間も点灯できるケドね。

これでキャンプに、あのデカい懐中電灯を持って行かずにすみそうだ(荷物、嵩張るし)。それどころか、常用でカバンに忍び込ませても苦にならない程の小ささである。

コメント

_ ひっさP ― 2010年05月01日 21時41分25秒

“P7”ではなくて“T7”だった...
スペック的には似たようなモノで、いろいろ迷って購入したので、型番なんてナニがナンだかわかんなくなった...
たぶん“T7”の方が安かったダケだと思う。

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