熱海へ、その32009年09月30日 23時59分44秒

熱海、初島の海の温泉。

で、初島。

フェリーを下りると、釣りに興じる人はボツボツ。島を左回りで進んでいくと、海岸食堂街・スキューバ体験の人たち。どうやら民宿やホテルなどの宿泊施設もあるらしく、スーツケースをゴロゴロ転がす人たちもチラホラ。
で、遊歩道。食堂街を下見しながら干物屋さんで伊勢エビの干物におどろき、遊歩道をどんどん進み、とりあえずアジアンガーデンへと到着。

こ...混んでる...ゆったりとハンモックにくつろぐなんてできやしない。南国の草花をながめ、ビニールハウスと突っ切ったら、終了。見渡せる広さしかない。軽く昼食をとり、トレーラーヴィラを横目に、SARUTOBIに行くも、2~3時間待ち。ちょっと見学して割と小さいこどもに人気なのを確認してから、あきらめて温泉に向かう。

「この暑いのに温泉とは...」と思いながら入ってみると、これが案外心地いい。屋外の海を見渡せる温泉で(とゆーよりプール?)、その時はかなり空いていた。プールサイドのような風景の中、タオル1枚でくつろぐ姿も少し滑稽でもある。
素っ裸に心地いい風、デッキチェアで思いの外長居してしまったが、服に着替えるとやはり暑い。

食堂街の方へ向かう。出航まであと2時間くらいなので、釣りはせわしいので、とりあえず海産物を食す事にするが、30分は待ったであろう。サザエ・アワビが終わって、伊勢エビが解禁になったばかり。ここは奮発して、サザエ・アワビ・伊勢エビ、の豪華なメニューとする。伊勢エビは小ぶりながらも、味噌汁が旨い。この旅行で初めてホントに旨いモノを食した気がする。

あと1時間ばかり余裕があったので、再度、人の少なくなったアジアンガーデンへと急ぎ、束の間のハンモックを楽しむ。で、港に戻るとフェリーを待つ長蛇の列。しかし、フェリーにはどんどん人が飲み込まれていくのダ。

あまりピリッとしない時間を過ごした初島だったが、オープンな温泉と伊勢エビの味噌汁だけは格別であった。

夜、頭痛を抱えながら(偏頭痛?温泉のせい?)、ひかりで2時間、帰京したのであった...

もちょっと、行程をゆっくり考えられる旅がしたい...

熱海へ、その22009年09月29日 23時50分27秒

熱海、一番マシなカモメショット。

と、ゆー事で、水泳合宿。

運が悪い?コトに、ホテルの近くにプールがあり、夜も9時まで営業している。マリンスパあたみとゆーところで、小さめのプールにスライダー、スパ施設も備えているが、ナンと25mのコースも存在するのだ。

スライダーも夜でナニがナニやらわからぬところがコワいし、結構距離もある。しかしひっさ、スライダーは1本だけ、あとはコースとスパ施設を行ったり来たり。コースに付き合わされて、へとへとな大人を後目に、「ウォーミングアップにもならん!」といきまく彼であった...

ホテルに戻って、本館の大浴場で、夜景を眺めながらの露天風呂には疲れを癒された。さらにこんな場所でこんな時間に小腹が空いたコトは無かったのだが、サスガにバイキング形式と水泳合宿のため、小腹が空いてラーメンを食してから眠りにつく。しかしいつも思うのだが、こーゆーところの空調はいつも暑い、今回は部屋内エアコンに助けられ眠る時はエアコンも切って眠ったのだが、全館空調の時はかなり辛くきまって体調を崩してしまうのダ。

朝目覚めると、結構な時間に...とりあえず朝食をとり、旧館の露天風呂に...と思ったら9時に閉まっていた。仕方なく昨夜と同じ新館側で露天風呂につかる。

さぁ、2日目は初島へと渡航する、フェリーは1時間に1本くらいあり、30分程度の船旅だ。ホテルのチェックアウトを済ませて荷物を預け、フェリー乗り場までは5分程の道のり。
出港15分前でも並んでナンとか乗船券を購入、で、乗った。ずいぶん並んでいたハズなのに全員乗れたんだナ、と感心していると、ナンと800名以上乗れるフェリーとの事。北海道便ほどデカくはないが、フェリーってこんなにいっぱい乗れるモノだと、改めて感心した。

ヤツらは1Fの座席でゆっくりしている(特に相方は船にも弱い)うちに、甲板後方を陣取り、追ってくるカモメたちを相手にシャッターを切る...ううっ...ピントがまともに合わない...終盤にさしかかるとサスガに慣れてきたが、こーゆーモノの撮影ってムズカシイ。
彼ら(カモメ)も知ってか知らずが渡航客が与えるエサに食らいつき、人間様もそれを見て楽しんでいる。まぁ、彼らとの『お約束』ってことだろう。

フェリーから降りると、やはり運んできた数だけ人はいる、こんな小さな島に...

熱海へ、その12009年09月28日 02時06分19秒

熱海、起雲閣の廊下。

直前予約の熱海温泉1泊旅行は...

こだまで京都から3時間だ。
京都駅でひかりの自由席の混み具合を見るが、やはり通路にも立っている...仕方なく座席指定したこだまの喫煙車両に乗り込む事とする。車両自体はまぁるい形の100系(っていうヤツ?)ではないモノの(先日引退したっけ)、ナンとまぁ各駅停車。ひかりだと2時間ちょいのところを、3時間かかって熱海へ到着した。

熱海駅に到着したのは午後2時頃。まだまだ人がごった返し、さすがに日本一の温泉地だ。海があって遊覧船なんかが出ているところなんかは、伊勢や鳥羽を彷彿させるが、密集した旅館やホテルは、当に温泉の街である。

送迎バスに乗り込み、熱海後楽園ホテルへと到着。旅館ではなく今回はホテル、しかし部屋食でない事を除けば、それはもう大型旅館との違いは見あたらない。ホテルが旅館に、旅館がホテルに、どちらともなく歩み寄って、双方似たようなモノになっている。温泉の大浴場があって、食事処やオミヤゲ屋や朝市のワゴン、ゲームコーナーにバーやカラオケ屋まである。さらにココには『後楽園』というだけあって、幼児向けの遊園地も存在するのダ(サスガのひっさにも興味ナシ)

とりあえず夕刻まで街中で過ごすべく、行き先を考える。熱海城はどうかとひっさ、だが道中の秘宝館とやらにも興味があるようだったが...その手のモノと知ると、相方のリクエストの起雲閣へと向かう事に決まった。

起雲閣、別にどうって事はない、大きな別荘。太宰治らが利用し、宿泊施設として利用されていたそうだが。しかし、中のつくりはなかなかのモノ。和洋折衷やローマ風呂など、ハデさは神戸の異人館にはおよばないモノの、かなりの部屋数と見所も多い。まぁこんなところで一人のんびりと過ごしてみたいモノだ。
ホテルへの帰り道、海岸の公園を散歩。暑くもなく寒くもない陽気と海のにおいが心地いい。

ホテルに戻ると夕食はワタクシの苦手なバイキング形式。ヤツらは好きなモノだけいろいろ食べられるから、ソッチの方がいいのだろうが、なんか落ち着かなくて食べた気がしない。ワンパターンでも魚介類中心に出てきて、部屋でゆっくり食べられる旅館形式の方が好きだ。唯一、窓際の席だったので、温泉街のきれいな夜景を眺めながら食事できた事はヨカッタ。
しかしこの夜は、水泳合宿があるので、うかうか酔っぱらってもいられないらしい。ジョッキ2本で切り上げられるハメになった。

で、食後は、水泳合宿だ...

 

26回目:相方参戦
昨日は久々に引っ張り出してきたランニングシューズが僅か1分も持たずにソールが剥がれ落ちてしまった相方。今日は別のシューズを引っ張り出してきて(でも20年くらい前のシューズ)参戦できたようだ。とゆーことで、インターバルを取り入れてつきあってみた。
記録24分49秒

そして神戸、最終日は神戸じゃない!2009年05月16日 23時55分29秒

神戸、じゃない。明石城の石垣とひっさ。

神戸最終日。
新型インフルエンザ、大丈夫カナ。潜伏期間10日過ぎたからいいカナ...

さて最終日。この日も朝はゆっくり。11時頃のチェックアウトで、明石に向かった。
ナンでも、ひっさ君、この日は『鮮魚を食す』がテーマらしい。明石駅前に商店街があるようなのでソコへ行った。

明石駅に着くと、スタンプラリーの関所の明石城方面へ。城跡を散策した後(この辺りでいうとこの京都御苑のようなカンジ)、博物館でスタンプ終了。『城』というだけあって、天守閣は存在しないモノの、お堀は思っていたより大きく、噴水まで仕込んであった。

駅前に戻った頃には雨が降り出し、ナンとか商店街のアーケードまでたどり着いたのだ。あるある、そこら中でタコのナンだカンだを売っている。一通り商店街を突っ切って、唯一といっていい程の食堂にて昼食だ。
玉子焼き(明石焼き)・タコご飯・タコブツ・タコの天ぷら。玉子焼きはボリュームと数量タップリ、これだけでも少食人は結構おなかにこたえるだろう。タコブツは思っていたようなモノではなく、茹でダコではなく煮ダコで、醤油味がついている。一通りたいらげて、商店街で買いモノだ。

やはり煮ダコ、そこら中で売っている。日持ちもいいし我が家用のメインのオミヤゲで一匹。タコわさ、これもワサビの恩恵か日持ちも良く、こんな酒のつまみは我が家では直ぐに無くなってしまいそうだ。タコの姿干しは数百円~数千円するモノもあったが、相方には料理方法がわからないらしいので却下、ひっさはその姿に惚れて未練アリアリだったのだが、その代わりにタコセンが購入されたようだ。
タコだけではなく、イカナゴの釘煮も購入、春の季節にしかないようだ、甘露煮系はごはんにピッタリなのダ。あとはアナゴの天ぷら、コレはその場で食べたのだが、ちょっと冷えていて、細い部分は天ぷら油がぎっとり、しかし厚身な部分は柔らかくて美味しかった。アナゴの天ぷらを歩きながら食べるっつーのも、なかなか無い事だ。

この商店街で、ひっさの友達(同級生)一家に偶然に出逢った。世間は狭いとは言え...

さて、雨も降ってるし、みんなツカレタせいか、中華街へは行かず、そのまま京都へ帰っていったのであった。モチロン、ワタクシは新神戸まで戻り、神戸プリン等のオミヤゲ購入を任されて、ホテルに預けてある荷物を受け取り、二人とは約1時間遅れで京都に着いたのであった...

明石で購入した海産物(主にタコ)も、2,3日のうちに無くなる程好評だったのだが...
中華料理はどうした! 神戸牛はどうした! 折角近くに泊まったのに布引ハーブ園はどうした! といった結果であったのダ。

コレは、太閤の湯のガラガラで当たった8月頃までのペア招待券で再び神戸へ...というお告げなのだろうか???

そして神戸、その42009年05月12日 01時26分07秒

神戸、有馬の『太閤の湯』、写真も撮らない一日だった...あっ雨が...

神戸2日目。

昨日の異人館ラリーなどの疲れで、有馬温泉に着いたのはお昼前。有馬温泉口から有馬温泉までの一駅を往復している列車の路線というのはおもしろい。有馬温泉駅前は、観光客や送迎のマイクロバスで道路はかなりの渋滞、温泉情緒はない。雨も降りそうだったので、日帰り入浴の有名どころの金の湯・銀の湯とかは行かずに、有馬ビューホテルに併設された温泉テーマパーク?の太閤の湯でノンビリ過ごす事にした。ジツはホテルで往復パックを購入、割安で現金を必要としなかったためでもある。

さて太閤の湯、サスガにスーパー銭湯のキング!?スパワールドのようにはいかないが、そこは有馬の湯、金銀そろい踏みで、炭酸泉が人工だった事を除けば、各種露天風呂も気持ちいい。さらに今回初めて挑戦の岩盤浴、コイツは暖かい石の上にタオルを敷いて仰向けになるのだが、汗はかくが蒸気も少なくてサウナのように息苦しくならない。コレは新発見である。

入浴後は遅い昼食を済ませ、ずらっと並んだリクライニングチェアの一角でくつろぐ。前面のテレビ画面にはTVドラマが映し出されており、ついつい見入ってしまう。そんなこんなしているうちに外は雨。だいぶくつろいで夕刻に有馬を後にしたのだった。

ホテルに帰り、ひっさは備え付けのパソコンで吉本のYouTubeなんぞを観ている。
なんか喰わなアカンとゆーことで、ホテル下のショッピングモールにて夕食。ひっさの選定はナゼか神戸で韓国料理(キムチとかちょい辛とかニンニク好きやしなぁ...)。まぁワタクシもホルモン鍋とビールで満足満足。ひっさ、チヂミも美味しくて食べ過ぎたようで、ちょい腹痛で後悔...

予定通りのゆるゆるの二日目であった...

そして神戸、その32009年05月10日 00時54分21秒

神戸、MOSAICからポートタワー方面を臨む。

ホテルの部屋で休んでいると、ひっさからTELが。

当たらなかった(ひっさの最近超お気に入りの)RADWIMPSのコンサート、グッズを購入するためだけに難波に出かけたようだが、かなり長蛇の列で、しかもぜんぜん動かないらしい。Js系のコンサートも相方はこういった(グッズだけ購入)方法を使うようで、こんな事も当然のようにコナしてしまう彼らであった...

も少し休憩してから、ハーバーランド方面へ向かってみる事にした。夕食はMOSAICでとる予定だったので、時間つぶしに歩いて行ってみる事にした。が、ハッキリ言って、新神戸から三宮までは地下鉄で行った方が善かったカモ知れない。フラワーロードを途中で離れて生田ロードを通ったのだが、特にコレといったモノがなく、建物が美しい大丸神戸店までひたすら歩いたのダ。

南京町の入り口でひっさから電話、やっと購入完了し、これから神戸に向かうようだ。午前中の異人館巡りの後での難波移動と1時間待ち、に、疲れてしまって判断力低下、異常なほど購入してしまったらしい。カードでほとんど済むと思っていたため所持している現金も少なめ、現金がヤバイ。

南京町では人の多さにうんざりし、入り口付近で購入した『フカヒレ入りまんじゅう』\200をパクつきながら、人混みの中を進む。『なんとかラーメン』とか『なんとかまんじゅう』とかの出店が多いこと多いこと、十数年前には、先ほど購入した入り口付近の1店舗しかなかったのだが...そんなに儲かるのカナ?
とりあえず中央広場までは行ったが、左折して波止場方面へと向かった。メリケン波止場やポートタワー辺りに寄っていたのでは時間がないと判断、高速道路の下をひたすら歩いてMOSAICへ。途中、歩道が駐車場に吸収される形で無くなってしまって焦ったが、無事にMOSAICへと到着した。

MOSAICでは、暮れゆくハーバーランドをゆっくりと堪能。どうやら、こちらからポートタワーなどの夜景を眺める方がいいようだ。かなり待ったので、ポートタワーの方へも行っておいてもヨカッタかな?と思いながら、彼らの到着を待ってから夕食へ。
夕食は『出石ソバ』。昔より麺が細くなったカナ?と思いながら。さぁ、ナゼかココでもカードが使用できず、またまた現金ピンチ症状が進むのだ...

ホテル33Fからの夜景も、街側とは言えキレイなモノであった...さて明日は???

そして神戸、その22009年05月07日 01時07分49秒

神戸、Infiorata2009の花びら画、北野坂にて。

さぁ1日目、難波に出かけなければならないというので、早めに出かける。

が、なんやかんやで三宮到着は10時。前回来た時はもう十数年前だろうか、震災前である。街はあまり変わっていないようにみうけられるが...

新神戸のホテルへ向かう都合上、午前中は山の手の異人館街だ。ほとんどが入館有料、2,3ヶ所は入った事があるが、今回はうろこの家グループをみてまわった。割引きチケットがそのような単位になっているので仕方がない。
放っておくと何処へ行くのかわからないお二人さんに助言しつつ、観光客の多い通りへ向かう。北野坂ではラッキーな事にちょうどInfiorata2009が行われており、花びらをいっぱい敷き詰めた作品が、坂の上まで延々と続いている。我々のような観光客も多い。休憩しながら北野坂を上っていき、ようやく異人館通りに到着だ。

この異人館通りでは異人館が密集しており、旧パナマ館、英国館、仏蘭西館、ベンの家、ラインの館、で昼食。後半戦は、うろこの家とちいさな美術館、山手八番館、北野外国人倶楽部、旧中国領事館へと。シメは、オランダ坂を下って北野天満宮から風見鶏の館、を外から観るだけ。やっぱ英国館うろこの家が気に入った。うろこの家は入館料が高いだけの事はある。英国館は庭付きでいい感じだ。
ひっさ、ベンの家の剥製たちをバシバシ写真におさめていく。山手八番館の怪しげな置きモノもどんどん撮り、旧中国領事館でも...まだまだわかりやすいモノやおもしろそうなモノが好きなようだ。

ここで既に14:40、相方とひっさは、難波に向かうのを...大丈夫カナ?駅まで行ける???と心配しながら見送るのであった。

もちろんワタクシ、カバン3つの荷物をひっさげて、ホテルへと向かう。英国館の通りに出て、新神戸方面へと。途中、北野教会をながめながら、フラワーロードと交錯するところが新神戸で、ホテルはココにそびえる。
まだ清掃が終わっていなかったため、バーで1杯\1,000-のタダコーヒーを頂きながらのんびり待つ事30分、部屋まで案内してくれた。ココがビジネスホテルと違うトコロだ。
地上36F(だったカナ?)の33Fの部屋、窓が大阪よりの部屋のため(神戸の海よりは会員オンリー?)、画に描いたような景色ではないが、33Fというその高さに圧倒されるのダ。

そういえば昨夜は眠れなかったのだ...と思いだし、しばし休息する事にした。(さっきもタダコーヒー飲みながら30分したけど)

そして神戸、その12009年05月06日 23時42分22秒

神戸、異人館街のうろこの館。

神戸へ出かけた。

JRを使えば、京都駅~三宮駅までほんの1時間程度の距離ではある。今回は、帰りの時間を気にしたり、復路の極端な疲れに座席に座れなかった時のショック、などを払拭すべく、思い切って宿泊とした。ひっさ、大阪などはたまに出かけるが、ナント神戸は初めてである。今まで行きたい!とかいった言葉も聞いた事がない。やはり内山田洋とクールファイブ『そして神戸』を知らない世代ではそんなモノだろうか...
さて、出かける前は、神戸牛やら中華料理やら、食に期待大であったのだが、なかなかうまくいかないモノだ...

今回の宿は、クラウンプラザ神戸、新幹線の新神戸駅にあるビジネスホテルよりちょい格上のホテル。その昔は新神戸オリエンタルホテルと呼ばれ、このあたりから、布引ハーブ園へのロープウェイが出ている。メリケンパークのオリエンタルホテルとの関係は知らないが...

今回は2泊3日、1日目は神戸市内の山の手やメリケンパークで過ごし、2日目はひっさ希望の有馬温泉(+六甲山?)、3日目は明石か街中で過ごす予定だったのだが...

さて出発当日、ワタクシ休みぼけで前夜一睡もできず。天気予報は雨っぽい(最近出かけるときに多いなぁ...)。1日目に難波で買いモノの必要がある。など、波乱を期待...イヤイヤ、予感させる幕開けとなったのダ...

ハワイ島、ワイピオ渓谷で乗馬。2009年04月13日 01時30分03秒

ハワイ島、ワイピオ渓谷にて。

馬小屋に着くと、なんやかんや手続きを済ませて、ひとりずつ指定された馬に乗る。

鞍はなんやら”ウェスタンスタイル”とかで、片手で鞍前部の特記を握り、片手で手綱を持つ、といった乗り方だ。サスガに平地からの騎乗は慣れないとツライので、台の上から騎乗する...今まで感じたことのない乗り心地だ。鞍は硬いのだが、ふわふわしたような...で、トーゼン馬は放っておくと勝手に好きなところへ行ってしまう。当に手綱さばきと足さばき(脂肪に包まれた馬の腹をきつく蹴るのダ)が必要だ。とは言ってもツアーの馬、勝手に皆に着いていってくれるので、楽。散歩か小走り程度なので、疾走する事もない。途中で道草を食わぬ(文字通りホントに喰うのだ)ように、前の馬にくっつきすぎないように、ちゃんと列になるように、だけ考えておればよい。

初めのうちは馬もナメて好き放題していたが、時間が経つにつれ、言うことをきいてくれるようになってきた。乗馬時間は1時間半、この間一度も降りることはない。はじめの30分は四苦八苦、次の30分でなんとか少しはコントロールでき、最後の30分は景色を眺める余裕もでてきた。乗馬初心者には、満足感を得るためにちょうどの時間だ。
オリンピックなんかで乗馬で障害を走り抜ける種目があった気がするが、スポーツはスポーツなのだろうが、人というより馬によるところが大きい。なぜオリンピックの種目として成立しているのかがナゾだ。

終盤は景色の良いところを散歩、目の前には当に桃源郷のような景色が広がる。乗馬中でカメラ撮影もままならず、時間があれば自分の足で好きなところを散策したいとも思う...まる1日あっても足りなさそうだが。
今回のハワイ島、案外、この乗馬が大きな思い出となった。景色もさることながら、予想よりはるかに楽しく過ごせたのである。

で、ハワイ島漫遊記(タイトル変わってるし...)は今回で終了。雑記はぼちぼち出てくるカモ。

ハワイ島、ワイピオ渓谷まで。2009年04月12日 14時55分01秒

ハワイ島、ワイピオ渓谷と海岸線。

さぁ、ハワイ島の締めくくりはワイピオ渓谷だ。

ワイピオ渓谷、ハワイ島の北部にあり、かのカメハメハ大王の生地と言われ、眺望がたいへんよろしいらしい。
今回は、乗馬ツアーに参加した。ツアーも数種類あり、軽いモノは渓谷へ四駆での往復だけ、馬車での散策、そして一番人気は乗馬のようだ。我が家そろって馬になんか乗った事もないが、折角だから...とキケンも覚悟で(ツアーくんでるくらいだからさほどでもないという予測)乗馬を選択した。

ワイピオ渓谷までは2時間あまり、車にゆられて...いつものように日本人ガイド(とゆーか今回は往復の送り迎えだけ)、車はランクル程度の広さに3名だけの楽々乗車、道中では様々な話を気軽に語ってくれ、広大なパーカーさんの牧場も退屈する事なく通り過ぎ、揚げパンの軽食も済ませ、ほどなくワイピオ渓谷入り口に到着した。
渓谷を上から眺めると、それは当にキレイのひとこと。美しい海岸線と緑の渓谷、予想以上の眺めの良さだ(普通のツアーでは展望台?には来ないらしい)

少し離れた、乗馬ツアーの事務所兼オミヤゲ屋兼休憩所、でしばし待つと、運転手(女性)に連れられ、十数名乗れるような四駆に乗せられる。渓谷入り口では、カモ柄の四駆が見張り、ココは四駆以外の車は立ち入り禁止の道路とのこと。渓谷へと下る。
まぁムリやね、四駆以外は。スキー場の上級車コースくらい急で、しかも狭い。前方シートにつかまってなければかなりツライ体勢だ。わりと車の往来はあるが、すれ違いも手慣れたモノ。車以外にも徒歩で渓谷へ下りようとしている人たちもチラホラ見かけた。
ようやく平地っぽいトコロへ出、ココで双子滝の見学。水量が少ないため、二つ寄り添う滝の片側しか水が落ちていない。しかしこの滝、赤目四十八滝もマッサオの高さ。360mはあるそうだ。いやぁ、いいもん見せてもらいました。

川なのか、道に雨がたまったのか、判別の付かない道を何度か横切り、四駆は無事に馬小屋へと到着したのであった。