台風の石垣島~今と昔~2008年08月01日 01時00分06秒

台風の石垣島。ホテルの部屋からW60のパノラマで。繋ぎ怪しい...

十数年ぶり。

当時は旅行代金も(沖縄本島ではなく離島ということもあり)かなり高額だった気がする。今回は1名10万を切る代金。
普通に買えば航空券だけで10万以上する。で、4泊朝食付き、わりと新しい大きなホテルで屋内屋外プールや大浴場に露天風呂もある。朝食バイキングも\2,100-と表示してあり、普通であれば朝食代だけで4泊で\8,400-。ナゼこんなに割安になるのか???見当もつかない。

前回は2時間くらいは待たされた(と思う)沖縄での乗り継ぎも30分。使用機体の関空への到着が遅れたため、沖縄への到着も遅れて、『とびこみ乗車』状態であった。う~ん、沖縄~石垣間もかなり増便されているようだ。

さて石垣島。空港は相変わらずタラップから徒歩で建物内に入る。タクシーでホテルに向かうと、車の量がやたら多い事に気づく。以前はレンタカーで、観光地以外は周りにほとんど車も走っていなかった。
街中も賑わっており、島内の内陸道(サトウキビ畑の中の)も舗装されている。ホテルの数も2倍以上にはなっている気がする。

やはり風が強い。台風のせいかと思ったが、台風が通り過ぎた最終日も風が吹いている。そういえば以前も割と風が強かったような...俗に言う?島風か???
そのおかげで暑さもやわらいでいるのだが。そういえばココは京都より3~4℃も気温が低い。湿度は高いのだが、島風と相まって気持ちよく過ごすことができた。

台風は勢力は大きい割に歩みは遅かった。中日3日間ずっと台風の中であったのだ...

暑い熱い3日間だったか!?2008年08月06日 02時32分36秒

最後の親子キャンプ、とにかく暑い!

石垣島の話はひと休み。

石垣島から中1日で2泊3日の親子キャンプである。今年は大人とこども総勢170名とかなり大がかりなものであった。
石垣島ではずっと台風とにらめっこであったが、ココではずっと強い日差しとにらめっこ。帰ったらトータルでは日焼けしていたのだが、これがキャンプでのソレでしかないのが少々クヤシイところだ。
我が家にとってはこれで最後の親子キャンプだったのだが、全体的にあっさりと終了してしった印象。6年生のこどもたちも特別な印象はなく、いつもの如し(ウワサでは来年もそろってOBとして参加するらしい?からか???)

今年はワタクシ、写真係ということで、いつも以上に撮りまくり、シロートながら3日間で総数900枚を超える撮影をこなしてしまったのだ。D40の軽い機体にVR18-200mmのやや重いレンズ、サスガに3日目にはマメができかけてしまった。モチロンこんな事は初めてだ。

やはり最後となると、引き継ぎにも抜かりはない。
本部テント下での野宿も引き継ぎ、写真撮影もD300と強力なカメラを持ったオヤジに引き継ぎ、PA設置も...密かに行っていた伝統の『3日間シャワー無しの術』だけは引き継げなかったのが唯一の?心残りではある。

おかげでキャンプ明けの月曜から眠いこと眠いこと...今日は晩飯のあとにうたた寝してしまい、久々の更新もこんな時間。さぁ明日はずっと前にコンビニのクジで当たった『眠眠打破』なるもの(決して自宅では使い道が無いのダ)を飲んでのりきろうと思う...

台風の石垣島~初日夕食~2008年08月08日 01時10分13秒

台風の石垣島。結局、毎夕食時に海ぶどう。

一日目は夕刻にホテル入り。

これから台風で『ずっとホテルに缶詰』と予測して、とりあえず繁華街に出て夕食(宴会?)だ。しかし、バイキングの朝食以外は、ホテルのレストランなんて予約がとれない状態になる事は、この時は予想だにしていなかったのダ...

とりあえず郷土料理! バスターミナル近くの【山海亭】とゆーところに入る。ところが全然混んでいない。しかし料理は旨くて安かった。海ぶどう・ゴーヤ・石垣牛にぎり・豚バラ...カラカラのおつまみとしてどんどん食べる。ひっさも、特に海ぶどうと牛にぎりが気に入ったらしく、結構な量を食べていた。

ホテルに帰る前に、早速お土産屋さんに寄っていくひっさ。さぁ、明日からどーしよー?

最近の買い弁2008年08月09日 00時02分55秒

台風の石垣島。カラカラ、下町っぽいこんなコップで飲むのが旨い!

ひっさ、最近の買い弁。

3日間、みんなおんなじだぁ~...
『韓国風海苔巻プルコギ』『韓国のりおむすび豚キムチ』『手巻おにぎり紀州南高梅』『グリコ赤リンゴ青リンゴ270ML』、4品、揃いました...モチロンいずれも¥490也。(ちなみに両親の職場では¥400の定食)

しばらく見ない『オナカシアワセノムヨーグルト』はいつもの店舗にはもう無いらしい、レシートの文字を読むとナゼか笑えるのだが。『高級おにぎりセット』も食べ飽きたのか種類が変わったのか「あんまりええのがない」らしい。『納豆巻き』も韓国攻勢には為す術もなく敗退したようだ。

そういえばちょうど1年前のキャンプ、ひっさのお弁当の海苔が風で飛んでいったようで、周りのこどもらから「ひっさの韓国海苔が飛んでいった!」との叫びが...わざわざ『韓国』を付けられるほど、韓国海苔の崇拝者は多いよーだ。

ちょっと野菜系が少ない(無い?)が、ソレは晩ご飯で補って貰おう。

おもしろ水中カメラ2008年08月10日 00時35分56秒

台風の石垣島。米原ビーチ。手前はぜーんぶサンゴのかけら。

おもしろいモノを見つけた。

ゴーグル型デジタルカメラ。ナンとゴーグルと防水デジタルカメラが一体となったモノだ。手ぶらで撮影ができるというところが善い。

しかし、欠点もいっぱいありそうだ。動画は15fpsでちょっとカクカク映像になってしまう。どうやらフォーカスは使い切りカメラと同様パンフォーカスのみのよう。コレを装着しないと撮影できない。ゴーグルとしての性能は\1,980-クラス???

まっ、実売価格を考えれば、お遊びとしては善いカモ知れない。

しかし疑問なのはキャッチフレーズ。ナゼ『ちょっとオトナな水中カメラ』なのかは理解不可能...

台風の石垣島~米原ビーチ1~2008年08月11日 02時00分16秒

台風の石垣島。米原ビーチは、直ぐ近くで熱帯魚いっぱい。

二日目午前、船はほぼ壊滅状態。

台風でも泳げて熱帯魚も見るコトができるとウワサの海岸へ。川平湾のちょっと先、島北西部の米原ビーチだ。ここはキャンプもできるらしく、一般的には「米原キャンプ場」と呼ばれているらしい。

湾岸を行くと遠回りなので、島の中央を突っ切って、25分程で到着。到着すると、ホテル周辺より風は弱い。しかし、売店は閉まっていたのでちょいと不安...ビーチは三組くらいの海水浴客のみ。砂浜上部はサンゴの欠片がざくざくとあり、ココを歩くと砂をかまないで済むのはありがたかった。

さっそく海に入る。岩がごろごろある浅い場所。小さな熱帯魚がけっこういっぱいいる。種類も豊富だ。しかも人間をあまり恐れる様子もなく、カメラに近づいてくる魚もいるほどだ。大きなヤツが悠々と泳いでいる姿は見られなかったが、1時間ばかり、台風の中の熱帯魚を楽しんだ。

浜に上がると、そろそろ風も強くなり出し、砂が横から刺さってくる状態。サンゴの欠片をちょっと採集してから、ようやく開いた売店のシャワーでシオを流して落ち着く。

この天候の中で、これだけ楽しめれば十分であろう。

そうそう、水中カメラw60での水中撮影だが、予想以上にムズカシイ。
暗い水中(曇っていたので)でちょろちょと速い動きの魚たち。液晶画面がよく見えない。動画の方がうまく撮れる...
やはり、晴れた時に悠々と泳ぐ魚の方が撮りやすいようだ。

台風の石垣島~シーサーとキムサー~2008年08月12日 01時04分39秒

台風の石垣島。米子焼工房のシーサー&キムサー、大きいモノは3mは超える。

さて、米原ビーチからバス停までの間に偶然見つけた(イヤでも目にはいる)米子焼工房

店先やら店内やらに、シーサーやキムサーがごろごろ。やはりこの手のモノが大好きなひっさ、バスが来るまでの僅かな時間、一生懸命見るのだった。結局、買っちゃったけどね...でもいろいろなヤツがいて、美術館的でもあり、うろうろしていてもなかなか飽きなかった事は確かではある。

その後...我が家には、シーサーorキムサーの置きモノが、ナゼか大小4ペア存在する事になったのだ...

台風の石垣島~こなきじじいといっしょ~2008年08月14日 02時32分23秒

台風の石垣島。マングローブを突き進むこなきじじい。

さぁ、川平経由でホテルに戻り、再び台風の中へ。

マングローブの生い茂る宮良川での、カヌー体験だ。風は朝から吹いていたが、ここにきて雨も降りだした。現地に着くと、ライフジャケットを着用し笠をかぶらされてオールを持ち、出発準備を整える。台風のためかいつもそうなのかはわからないが、結構な数の人出だ。

カヌーはオープンタイプのタンデムシート。ひっさは前でワタクシは後ろ。相方は案内係と同船。ここから川を上るのだが、強風のおかげで漕がなくてもどんどん進んでいく。ひっさも巧みにオールを操ってコントロールするも、他のカヌーとの軽い衝突は避けられない。ワタクシも海水浴場のバイトで鍛えたオールさばきで急ブレーキ急ターンを繰り返すと、前方のひっさからクレームが...「マングローブに突っ込む!」。ワタクシとしてはギリギリの所でターンしているつもりだったのだが、後で考えると、ワタクシ中心にターンしているから、前席のひっさは右に左に振られてたまったモンじゃなかったのだろう...

洞窟らしき所で休憩して、イザ復路へ。復路は下りなのだが、これまた風のせいで懸命に漕がなくては進まない。川の中央なんかは逆流して遭難?するカヌーもチラホラと。なんとかココを凌ぎきって、出発地点へ到着した。
ひっさ、前席でずっと顔は見えなかったが(笠とライフジャケットのせいで『こなきじじい』のよう)、降りると結構満足そうな顔。この雨風の中、というシチュエーションも捨てたモノではない。

夜はモチロン宴会。今日も食べる『海ぶどう』。三線の生演奏もいいモノだ。

台風の石垣島~つくってみる~2008年08月15日 22時42分52秒

台風の石垣島。ひっさ作、シーサー。

さて3日目は、おとなしく過ごした。

朝はBSで映画『銀河鉄道999』を鑑賞してから、工房へ出かけた。石垣焼窯元だ。ワタクシは皿を、ひっさと相方はシーサー作りに精を出す

皿は販売しているモノより厚く作る。たぶん焼いても絶対に割れない厚さなのであろう。それとも焼くと薄くなるのか...いずれにしても2ヶ月後の宅配待ちまでのお楽しみ。ここでは形を作るだけで、薬づけなどは工房スタッフが行うようだ。しかしその模様は自然任せで、形の凹凸によっていろいろ変化するそうだ。美しい模様になれば善いが。
シーサーは形が複雑なだけに、やはり2時間くらいかかって作っていた(特に相方は妥協しないのだ、最後まで土をこねくりまわしていた)。ひっさも珍しく、結構凝った模様などを刻んでおり、集中して製作していた。たまにはこんな事もいいもんだ。
さぁ、いずれにしても2ヶ月後だ。夏休みの工作には提出できないが...

昼食はソーキそばやら八重山ソバやら。どうやらトッピングの豚肉の種類の違いが、これらの違いになるようだ。だが、肉の量も少なく、これなら帰りの沖縄空港乗り継ぎ時に食べた『沖縄ソバ』の方が旨かった。やはりあまり街中の大きな店で食べるのはダメだ。

台風の石垣島~観光もしてみる~2008年08月16日 01時47分37秒

台風の石垣島。トトロ風鍾乳石。

おとなしく過ごす一日、昼から。

昼からは、台風なので屋外も歩く『民族博物館』はパス、石垣島鍾乳洞に出かける。この頃から再び強い雨、雨から逃げるように鍾乳洞へと入るのダ。中に入るとヒンヤリ...と思っていたが、案外そうでもなかった。台風のために湿気が多いのかも。この鍾乳洞、ゆっくり歩いて40分ほどかかった。思っていたより長くて、あちこちにみどころがあり、結構満足したのダ。トトロ形の鍾乳石なんかや、シャコ貝やサンゴ、さらにイルミネーションが施してある道なんかもあった。
鍾乳洞を出ると、どっかのテーマパークの如く、オミヤゲ屋さんが出現。この頃、雨は最高潮で、視界は白くなっていた。しばしの雨宿りの後、ホテルに向かう。

夜はまたまた宴会。ステーキの店なのに、タン懐石をメインに、今日も『海ぶどう』を忘れずに...
さらにホテルに戻ってから、「八重山に来たからには」と、デザートに冷凍パインも食す。

まぁ、のんびりした一日だった。