中級イヤフォンを考える~最終章~2010年05月01日 01時09分16秒

鞍馬にて、ご神木。

暫く放っておいたが、いきなり購入、イヤフォン、AKGIP2だ。

くたびれていた愛用のATH-CK5[AudioTchnica]が壊れたのダ! こんな事は初めてである。ハウジングが真っ二つに割れ、中の配線が剥き出しに...朝まで使っていたので、踏んでしまったりして直ぐに壊れたのではなく、以前からの疲労がたまっていたのであろう、何か妙な音だなと思って触ると、ボロッと割れていた。

で、早速以前選定しかけていたモノを再選定...

MDR-EX500[SONY]は結構デカそうだし、他の候補達も入手しづらくなったり何だかんだで、手堅くIP2に決めてしまった。ワタクシの好きなネックチェーンタイプのケーブルではなくて一般的なY字タイプではあるが、調整部もありそうだしナンとか使えそうである。

AKGはオーストリアのメーカのようで、マイクなんかが有名だ。カナル型イヤフォンでは、今や売られていないがK324Pという結構売れた機種もあり、ワタクシもコンパクトヘッドフォンKP26Pを所有している(今はひっさに流れた)。ハーマンが代理販売しているが、IP2は扱っていない、きっと日本では正規に扱われない海外輸入品であろう。しかし、プロのMONITORと冠して販売されているようで、期待は持てそうだ。
で、さっそく注文...

まず見た目、ジミではある。左右ともケーブル長が同じY型で形状が同じ、しかもLRの表記が見えづらい、コレは早速左右がわかるような印を施すことが必要だ。ケーブル長はやや長くなって1mちょいだが、大騒ぎするほど長く感じるワケではない。プラグはL型だが、これもどちらでもいい。調整部で、一応ネックチェーン風にもできそう、暫く使ってイロイロと改善していくしかない。

問題の音だ。一般的には、正確に評価するにはエージングを施さなければならないのだが...こいつはいい! ATH-CK5と比べると(価格帯がマッタク違うので比べるのはカワイソウだが)
きめ細かくて情報量が多い、今まで聞こえなかった音も聞こえているようだ。低音・中音・高音、どれをとっても勝っている。音に広がりがあるというか奥行きがあるというか...また、偏りのないフラットな感じであるが、全体的に豊かな音なので、物足りなさも感じない。まさにMONITORといった感じ、ヘッドフォンにも負けないカモ知れない。
ただ、欠点としてノイズがよく聞こえるようになった事を報告しておこう。iPod本体のノイズなのか? ノイズまで拾ってちゃんと鳴らしてしまうようだ。

詳細はまだまだエージングが進まないとわからないが、購入早々での比較で音質自身は全てに勝っている感がある。あとは気持ちよく使えるか、イヤーピースの調整や、ケーブルの引き回し、この形状へ慣れて行くに従って手放せない一品になる事に期待しよう。

そういえば我が一代目シャッフル君が家の中で行方不明、急きょ相方の一代目ナノ君を使っているが(相方はナニかのポイントで最新カメラ付きナノを入手したのだ)、音が全然違うのには驚いた。イヤフォンばかり気にしていたが、本体でもこんなに違うのか...

 

52目:歩きあり
夕方の走行なのに身体が起きていない...
記録19分47秒(1分×2回の歩きアリ)