CX370Vプチレビュー ― 2010年05月24日 01時20分03秒
CX370V、使う。
記録媒体はDVテープからメモリへ、記録画像はSD(720*480)からHD(1920*1080)へ、iLinkもUSBやHDMIに変わり、10年ぶりの買い換えで3世代くらい進化したビデオカメラを試してみた。
ひっさのドラム発表会、一般公開してはいるが、観客数の99%はトーゼンは身内だ。暗所&スポット光&望遠、という悪条件の中、どんな画をだしてくれるのであろう...
広角側、今までは44mmからだったのにCX370Vは30mm近くなので、間違って寄ってしまっても広範囲を撮影できる。さらに、広角側でも手ぶれ補正は効いている。ワザとブラさない限りは、安定した画を記録してくれる。
望遠側、望遠端は440mmから350mmくらいになったハズだが...全然そんな感じではない。後でわかったが、手ぶれ補正を“アクティブモード”にしていると500mm相当になるようだ...画質は劣化???するなら“アクティブモード”はオフにした方がいいのか?
手ぶれ補正はマズマズだ。PC-100に比べると...油断してしまって構えが悪くなりかえって手ぶれ多いかも。
タッチパネル液晶は2.7インチと小さいので、タッチボタンも小さい。コイツは爪先でタッチして操作すべきモノなのであろう。
動画撮影中も静止画撮影が可能。うん、できてるみたい。だが一度、フォトボタンと間違って録画ボタンをおしてしまった。
顔認識も、『おっ、わかってるな』と思わせるだけでも安心感があり、iAutoとの組み合わせで、白飛びしがちな顔もくっきりと残してくれる。
帰宅して、HDMI接続のブラビア君に映し出す...おおっキレイだ。サスガに地デジテレビ番組ほどの画像の緻密さはないが、アナログ放送のソレに迫るモノがある。屋外撮影であれば、さらに緻密な画を映し出してくれるであろうと、期待が持てる。
昨年の発表会にて、PC-100で撮ったモノと比べると...全てにおいて上回っている。画の緻密さ、ざらつき感、手ぶれ補正、白飛び...
フォトショットは、暗所&望遠のため、こんなモノであろう。とりあえずスナップショットには十分に使える。
ついでに...何より付属のツールPMBが秀逸だ。デザインや操作感もよく、画像や動画様々なフォーマットのファイルの管理が可能だ。ファイルに埋め込まれている撮影日時をもとに、カレンダー風に閲覧できるところが気に入っている。
また、HD動画のAVCHDを、DVDにSDでもAVCHDでも書き込める、もちろんブルーレイにも。
しかし、いかんせん我が家のPCパワーがPentium4-3.2GHzでは、HD動画はカクカクしてしまう。否、それ以前に操作感はちょっと重いし、PMBを起動しているだけで常に20%のCPUパワーを必要としている。やはり最新CPUのPCを入手して、閲覧・編集・保存しなければならない。まぁHDはSDの約6倍の情報量があるから仕方ない、DVテープ約100本をPCに取り込んでから買い換えるカナ...また新たな課題?だ。
約6倍といえば、ビットレートの問題だ。CX370Vでは、SD=9Mbpsのみ、HD(1080i)=17/24Mbpsのいずれか。情報量が6倍になったにもかかわらずデータ量は3倍にも満たない。SDとHDでは圧縮形式が異なるのでナンとも言えないが、ひょっとしてSD撮影でもかなりの高画質が期待できるかも知れない...
とりあえずプチレビューでした(第2回目とかはナシ)。
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