ぴくさすでさようなら... ― 2010年12月31日 00時35分04秒
さあ、今年最後はピクサスのプチレビューだ。
良くも悪くも気になったところだけ...
MG6130、今夏の製品で、『ダブ黒』として宣伝されている。BCMYの4色と、グレーと黒が追加されて6色となる。C7180も6色であるがBCMYLcLmと、その様相はだいぶ異なる。
シリーズの中では中心機種であり、コイツのみシルバー色のボディももつ。スキャナ部はCISで、給紙は前面トレイ(普通紙のみ)と背面フィーダ(写真やはがき用)となる。もちろんDVDレーベル印刷もサポートする。立派な3型ディスプレイも搭載し、有線&無線LANやメモリカードスロットも備える。
C7180から増えた機能は、レーベル印刷くらいではある。
C7180と比べて、無くなったモノは、FAX機能とCCDスキャナによるフィルムスキャンくらいだ。フィルムスキャンは必要ないが、C7180を購入するきっかけがFAX機能があること、だったので、簡単には手放せない。インクも結構余っているので、さてどうしたモノか...
もともと高機能がウリのC7180であったが、3年が経ってCanonも無線LAN等の必然性を感じたのであろう。ここにきて当時と同価格帯で同等機能になってきた。が、逆に大きな進歩は感じられず...
MG6130本体、デザイン的にはすっきりしている。見えることろUSBメモリ等を接続するためのUSB端子以外は、全てカバーがある。背面フィーダもスッキリ仕舞え、前面トレイも隙間がない。排紙トレイもちゃんと仕舞えるし、カードリーダ部も蓋がある。エンジン部分以外は蓋なし隙間アリのC7180とはえらい違いだ。ここは日米の設計思想の差であろう。
はがき印刷、その給紙に全く不安なくスムーズに印字し終えた。モードの差があるかも知れないので、画質や印字速度はノーコメントとしておこう。
排紙トレイ、これがまたよくできている。開き忘れていても印刷前に自動で開く。機械的にバランサを使ってあり、ロックせずとも閉まってしまう(油圧玄関ドアのような感じ)。この辺りはよくできていると感心だ。
その大きさは、高さ方向がずいぶん抑えられている。どちらかというと幅を抑えて欲しかったのだが、各社似たようなモノなので仕方がないのカモ知れない。
電源コネクタ、ACアダプタが存在せず、電源部は本体の中に入っているようだが...電源ケーブルの差込具合からすると、どうもACアダプタが本体内に入っているだけのような気がする。さすときにちょっとぐらつくのだ。汎用の安価なアダプタそのまんまを使用している可能性はある。
あまり使用していないので、プチレビューはこれくらい。まぁ、代表的なプリンタメーカの代表的な機種だから、特殊用途以外は欠点は無いと考える。セットアップもスムーズに行え、かなりの優等生だ。
ひとつ、無線LANによるプリントは不思議だ。C7180も無線LAN付きであったが、その設置場所の関係上、今までケーブル接続で使用していた。USBケーブルも有線LANも接続せずに、離れた場所でプリンタが動いているのは、ちょっと感動した。
さて、今年は積み残し案件が多い。エア君もリポートしてないし、密かに購入した火災報知機も...そうこう言っている間に、食洗器の具合が悪い。
でもまぁ、全てがそんなにきり良く年末を迎えられるとは限らない。
でわ、また来年...
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