MPEG2化実験 ~基本検討編~2010年08月05日 23時06分40秒

平日の鞍馬。

腰痛も峠を越し、毎日1時間の歩行を繰り返す毎日。自転車にも乗れるようになり、重量物運搬や家事への完全復帰へはあと一歩といった様子。体重も一瞬ではあるが72kg台へと突入して調子がいい。

さて、この1週間は暇なので、動画ファイルの検討を行ってみた。
撮りためたDVテープをDV-AVI形式で取り込むのはよいが、ソレではファイルサイズが異様にでかいのでどーしようか。MPEG2に変換しても、できるはずのBRAVIA君でのDLNAができない...と迷っていた所で前回は終了している。

さて、とりあえず取り込んだAVIファイルを、ムービーメーカで分割して日付ごとにファイルを作成していく。あまり長いと見る気にならないから、基本的に長くても10分程度で細分化することにする。

ここでひとつ、発見があった。借り物のDVカムで撮影したものはみーんな16:9のワイドフォーマット、3本分くらいを一旦細分化したのはよいが、どれもアスペクト比4:3フォーマットで保存されているようだPMBで確認)。これをどうしても16:9で保存できずに悩み、結局はweb検索。ようやくその方法を探し当て(ムービーメーカのナゼか設定メニューにあり)、細分化したファイルを再変換するといった余分な作業が発生してしまった。
再変換ではあるが、DV-AVIでは画質の劣化はほぼ無く、良好な画質を維持している。

しかし、10分間で2GBの容量のAVIファイルはHDDを圧迫し、100本を超えるDVテープ1.5TBに入りきらないことになる。

色んな問題はあるが、とりあえずAVIMPEG2に安定して変換させることを考えた。低容量でも案外画像がきれいらしいWMVも考えたが、それではWindowsパソコンでしか観ることができず、汎用性に乏しいのだ。

まずビットレート、DV-AVIでは確か固定値で25Mbpsであり、MPEG2は最高9Mbpsくらい。
MPEG2で8Mbpsくらいに設定すると、ファイル容量は1/3になり、ファイル容量削減という目的を達することができる。しかもMPEG2のほぼ限界値でもあり、割と高画質が期待できる。

そしてCBR/VBRの選択。固定ビットレートCBRでは、どんなシーンであろうとほぼ均一なビットレートでの構成になる。可変ビットレートVBRでは、あまり動かないシーンではビットレートは低く、動きの激しいシーンではビットレートは高くなる。ここはCBRのに決定だ。

理由のひとつとして、インタビューなどの動画では動きの少ないシーンもあってVBRの恩恵を受けるのだが、ホームビデオ撮影に動きの少ないシーンはあまり無い。VBR変換時にだけ必要になる『シーン解析』という時間のかかる作業をPCにやらせておくのはよいが、そのぶん出来上がり映像への影響度は素人では極めて判別できないくらいであろう。

もうひとつの理由、MPEG2のほぼ最高ビットレートでエンコードできるからである。まぁコレはファイル容量の妥協とのからみもあるのだが、今回の場合は最高ビットレート9Mbps程度でファイル化してもDV-AVIの半分以下、という事なので、コレでいいのだ。CX370Vによってもたらされるさらに高密度なHDや、大容量HDDのさらなる大容量化や低価格化に対し、動画ビットレートへの妥協のために時間を費やすのはもったいない、という判断だ。

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